アレクサンダー・イサク【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは同クラブに所属するFWアレクサンダー・イサクに対し移籍金を設定したようだ。9日付けのスペイン紙『アス』が報じている。
同紙によると、ドルトムントは移籍金1000万ユーロ(約12億5000万円)でイサクを放出する準備があるとしている。なお、イサクに対してはアンデルレヒトやレアル・ソシエダなどが興味を持っているようだ。
“イブラヒモビッチ2世”とも呼ばれるイサクは17歳で代表デビューを飾り、スウェーデン史上最年少ゴールを記録するなど将来を嘱望されてきた選手だ。
19歳となった今季のイサクはドルトムントで出番をもらえず冬の移籍市場でオランダ1部ウィレムIIにレンタル移籍をする。ここでコンスタントに出場機会を得ると16試合に出場し13得点7アシストと目覚ましい活躍を見せた。来季は再びドルトムントの一員としてプレーするイサクだが、ルシアン・ファブレ監督の構想には入っていないようだ。
一方でソシエダのロベルト・オラベSD(スポーツディレクター)は「彼は若くてスピードがあり賢さを兼ね備えた選手だ」とイサクを評価している。果たしてイサクは今夏から新天地でプレーする事になるのだろうか。
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