HSVの酒井高徳【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)に所属するDF酒井高徳が同クラブを退団する可能性が高まっているようだ。10日付けの独メディア『シュポルトブッツァー』が報じている。
同メディアでは酒井は4年間在籍したHSVを退団する意思を固めており、新しい移籍候補先にはヴィッセル神戸の名前が挙がっていると伝えている。なお神戸にはFWルーカス・ポドルスキや先日就任したトルステン・フィンク監督などドイツ人も複数在籍している。
28歳の酒井は2012年にアルビレックス新潟からシュツットガルトに移籍を果たす。3シーズン半過ごした後、2015年からHSVでプレーしている。クラブ史上初の2部降格となったHSVで今季リーグ戦31試合に出場するもチームは4位に終わり1年での1部復帰という目標を達成出来なかった。
また最終節、ホームでのデュイスブルク戦では途中出場するとサポーターから指笛を鳴らされるなど批判の的にさらされていた。試合後、酒井は地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』で「とても失望している」とサポーターの行動について語り「将来については全ての可能性がオープンだ」と2020年まで残すHSVとの契約終了前に退団する可能性も否定していなかった。
昨季と今季にはキャプテンマークを付けチームを引っ張ってきた酒井高徳だがこのまま退団となってしまうのだろうか。
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