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左から前田大然、上田綺世、岡崎慎司【写真:Getty Images】
9 前田大然
1997年10月20日生まれ(21歳)☆東京五輪世代
所属:松本山雅FC
2019シーズンリーグ戦成績:14試合出場1得点
50m5秒7という快足を誇る韋駄天FW。今季はJ1リーグ戦で1得点とゴールこそ伸びていないが、その速さは世界にも通用するはず。ブラジルでは日本代表の背番号9としての役割を果たせるか。野生的なプレースタイルで猛然とゴールに迫る。
13 上田綺世
1998年8月28日生まれ(20歳)☆東京五輪世代
所属:法政大学
2019シーズンリーグ戦成績:8試合出場3得点(※関東大学1部)
コパ・アメリカの日本代表メンバーにおける唯一の大学生選手。2010年の山村和也や永井謙佑以来となる、9年ぶりの大学生A代表選手となった。シュートパターンが豊富で、とにかくゴールへのこだわりが強い。昨年8月のアジア大会ではU-21日本代表を救う、ここぞの場面で重要なゴールを奪い、勝負強さが光った。すでに2021シーズンからの鹿島アントラーズ加入が内定済み。
18 岡崎慎司
1986年4月16日生まれ(33歳)
所属:レスター・シティ
2018/19シーズンリーグ戦成績:21試合出場0得点
今季限りでのレスター・シティ退団が発表されており、今は職探し中の身。ロシアワールドカップ以来の日本代表復帰となったキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦とエルサルバドル戦はベンチ外だった。所属クラブでの出場機会が散発的で、現時点ではトップレベルの試合におけるゲーム体力などに不安が残る。A代表通算50得点の実績と経験は何物にも代えがたく、若い選手たちの良き先導役としてコパ・アメリカで輝きを取り戻せるだろうか。
【了】