MF(2)
左から三好康児、松本泰志、安部裕葵、久保建英【写真:Getty Images】
11 三好康児
1997年3月26日生まれ(22歳)☆東京五輪世代
所属:横浜F・マリノス
2019シーズンリーグ戦成績:13試合出場3得点
北海道コンサドーレ札幌へレンタル移籍した昨季の1年間でJリーグ屈指のアタッカーに成長した。今季もレンタル先の横浜F・マリノスで戦術上のキーマンに。2017年のU-20ワールドカップでは世界の壁にぶち当たったが、東京五輪世代で常に中心としてキャプテンも任されてきたアタッカーは、南米相手にもドリブルだけでなく、左足の精度の高いキック、ラストパス、攻撃の組み立てへの参加などオールマイティにこなせるところをアピールできるか。
17 松本泰志
1998年8月22日生まれ(20歳)☆東京五輪世代
所属:サンフレッチェ広島
2019シーズンリーグ戦成績:13試合出場0得点
サンフレッチェ広島の中盤でレギュラーの座を獲得し、自信を深めている。昨年出場したアジア大会では、若干のひ弱さを見せたが、試合経験を積むごとにたくましくなっていった。長短のパスを駆使して中盤の底からゲームを組み立てていく凛とした姿は頼もしい。
20 安部裕葵
1999年1月28日生まれ(20歳)☆東京五輪世代
所属:鹿島アントラーズ
2019シーズンリーグ戦成績:13試合出場1得点
鹿島アントラーズでは今季から10番を任されているが、レギュラーポジションを失ってしまった。調子を落としたところでA代表から声がかかり、悲願だったU-20ワールドカップ出場も叶わず。この逆境をどう乗り越えるか。南米勢相手にポテンシャルの全てを解放し、不振のトンネルから脱出できるか。今こそ真価が問われる時だ。
21 久保建英
2001年6月4日生まれ(18歳)☆東京五輪世代
所属:FC東京
2019シーズンリーグ戦成績:13試合出場4得点
18歳の誕生日を迎えて欧州復帰の噂も報じられる中、6月9日のエルサルバドル戦で史上2番目の若さとなる18歳5日でのA代表を果たして貴重な経験を積む。FC東京ではシーズン開幕から主力として攻撃をけん引し、リーグ戦直近4試合で4得点と絶好調。昨季、レンタル先の横浜F・マリノスでチームメイトだった畠中槙之輔も「FC東京で試合に出るようになってから自信もついたと思うので、キレもマリノスの時よりもある」と後輩の成長を感じ取っていた。左足から繰り出される精度抜群のシュートやアイディア溢れるパスで、世界トップレベルの相手にも通用するところを証明したい。