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左から杉岡大暉、板倉滉、植田直通、原輝綺【写真:Getty Images】
2 杉岡大暉
1998年9月8日生まれ(20歳)☆東京五輪世代
所属:湘南ベルマーレ
2019シーズンリーグ戦成績:14試合出場0得点
湘南ベルマーレでは左ウィングバックと3バックの左ストッパーで起用されている。粘り強い対人守備と豪快な攻撃参加が持ち味で、市立船橋高校を卒業してプロ1年目から試合に出続けたことで東京五輪世代の中では最もA代表に近い存在と言われてきた。U-22日本代表では左ウィングバックの一番手として君臨する。
4 板倉滉
1997年1月27日生まれ(22歳)☆東京五輪世代
所属:フローニンゲン(オランダ)
2018/19シーズンリーグ戦成績:0試合出場0得点
今年1月、川崎フロンターレからマンチェスター・シティに完全移籍したことで話題に。その後、レンタルされたオランダ1部のフローニンゲンではリーグ戦出場のチャンスを得られなかったが、欧州での成長をA代表で示せるか。右利きだが左寄りでのプレーも苦にせず、センターバックとセントラルMFの両方を高いレベルでこなす。フロンターレ仕込みのパスワークとビルドアップ能力の高さは折り紙つきだ。
5 植田直通
1994年10月24日生まれ(24歳)
所属:セルクル・ブルージュ(ベルギー)
2018/19シーズンリーグ戦成績:21試合出場0得点
欧州挑戦1シーズン目はリーグ戦21試合出場と不完全燃焼だったが、スピードも強度もJリーグより高い環境で「警告ゼロ」は立派な成果。かといって持ち前のパワフルさが失われたわけではなく、むしろアフリカ人など屈強なアタッカーが揃うベルギーで、たくましさに磨きがかかった。クラブとの折り合いがつかずキリンチャレンジカップの2試合は不参加となったが、コパ・アメリカには万全の状態で参戦する。3年前にリオデジャネイロ五輪代表としてブラジルでの戦いを経験していることもチームに大きなプラスをもたらすだろう。
14 原輝綺
1998年7月30日生まれ(20歳)☆東京五輪世代
所属;サガン鳥栖
2019シーズンリーグ戦成績:10試合出場0得点
セントラルMFから両サイドバック、センターバックなど複数ポジションを器用にこなす守備のマルチ。今季のサガン鳥栖ではチームの不振にも影響されたか期待されたほどのパフォーマンスを見せられていないが、メンタル面や対人の強さなどキツい時ほど頼りになる。攻撃面での貢献度を高めることを課題とし、ブラジルの地でさらなる成長のきっかけをつかみたい。