クリスティアーノ・ロナウドとマタイス・デリフト【写真:Getty Images】
アヤックスに所属するオランダ代表DFマタイス・デリフトは、現地時間9日に行われたUEFAネーションズリーグ決勝の試合後に、FWクリスティアーノ・ロナウドからユベントスに移籍するよう誘われたと明かしている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
19歳にしてアヤックスの主将を務めてクラブの好成績に貢献し、多くのビッグクラブからの関心を引きつけているデリフト。オランダ代表としてネーションズリーグ決勝にも臨んだが、ポルトガルが1-0の勝利で優勝を飾る結果に終わった。
試合後にはC・ロナウドとデリフトが話をしている様子がカメラに捉えられた。「ロナウドからユベントスに移籍するように言われた。彼からの誘いに驚いたよ。笑っていたのはそのせいだ。最初は彼が何を言っているのか分からなかった」とデリフトはその会話内容を明かしている。
デリフトの移籍先として特に有力なのはバルセロナやパリ・サンジェルマンだとも噂されている。だが本人は移籍の可能性があることは認めながらも、具体的な見通しについては言及を避けた。
「これからバカンスに行く。何が自分にとってベストなのかを考えてから決断したい。若い選手にとってはプレーできることが重要なのは確かだ」とデリフトは話している。
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