ジョゼ・モウリーニョ氏【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッド前監督のジョゼ・モウリーニョ氏は、ニューカッスルの新監督として招かれる可能性もあるかもしれない。英紙『ミラー』が8日付で見通しを伝えた。
モウリーニョ氏は昨年12月に成績不振のためユナイテッド監督を解任。その後、古巣レアル・マドリーへの復帰の可能性なども取りざたされたが実現に至らず、現時点で新たなクラブは決定していない。
だがニューカッスルのクラブ買収に意欲をみせているUAEのシェイク・ハレド氏は、買収に成功した場合の新監督候補の一人としてモウリーニョ氏をリストアップしているとみられる。英紙によれば、モウリーニョ氏も関心を向けられていることを把握しており、オファーがあれば「真剣に検討する」意志があることを友人に話したという。
モウリーニョ氏が昨年夏に、ニューカッスルのスタジアムや雰囲気を気に入っていると発言していたことも紹介されている。指導者としてのキャリア初期に影響を受けたボビー・ロブソン氏の古巣であることも、モウリーニョ氏がニューカッスルに特別な思いを抱いている理由のひとつのようだ。
現ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督は今月で契約が満了となり、来季以降の続投は不確定。ニューカッスルに所属するFW武藤嘉紀がモウリーニョ氏の指導を受ける最初の日本人選手となる可能性もあるのかもしれない。
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