ブラジル女子代表のフォルミガ【写真:Getty Images】
FIFA女子ワールドカップ2019グループステージ第1節のブラジル対ジャマイカ戦が現地時間9日に行われ、ブラジルが3-0で勝利を収めた。ブラジルのMFフォルミガはこの試合に出場したことで、大会における2つの新記録を達成している。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えた。
前回の2015年大会ではフォルミガと日本の澤穂希氏の2人が、ワールドカップ6大会出場という新記録を樹立していた。男子のワールドカップではドイツのローター・マテウス氏やメキシコのラファエル・マルケス氏の5大会出場が最多であり、フォルミガと澤氏は男女を通して最多のワールドカップに出場した選手となっていた。
澤氏は2015年末で現役を引退したが、フォルミガは今回もワールドカップメンバーにも名を連ね、初戦に先発フル出場。男女を通して7大会のワールドカップに出場した史上初の選手となった。
1978年3月3日生まれのフォルミガは試合の時点で41歳98日。元アメリカ代表のクリスティ・ランポーン氏が前回大会決勝の日本戦に交代出場した際の40歳11日を上回り、女子ワールドカップの最年長出場記録も更新した。
また、ジャマイカ戦では34歳25日のFWクリスチアーニがチームの全得点を叩き出すハットトリックを達成した。これも前回大会決勝の日本戦でアメリカのカーリー・ロイドが達成した32歳355日を上回り、女子ワールドカップにおける最年長ハットトリック記録となっている。
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