アントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーを退団することを表明しているフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、移籍先がすでに決定していることを示唆した。フランス『テレマタン』によるインタビューでのコメントをスペインなどの複数メディアが伝えている。
アトレティコのエースとして活躍を続けてきたグリーズマンは2018/19シーズン限りで退団することが先月14日に発表された。それから3週間あまりが経過したが、現時点で他クラブへの移籍はまだ発表されていない。
だがグリーズマンは自身の去就について、「来季どこでプレーするのか知っている」とフランスメディアのインタビューに答えた。それ以上の詳細に立ち入ることは避け、具体的なクラブ名には言及していない。
当初はグリーズマンの移籍先はバルセロナとなることが確実視されていたが、その後バルサが獲得に消極的との報道などもあり状況は不透明。アトレティコのエンリケ・セレソ会長はスペイン『オンダ・セロ』に対し、「バルサの誰からも連絡は受けていない。彼がどこへ行くのかは全く知らない」と話している。
アトレティコとグリーズマンの契約に設定された契約解除金は現在の2億ユーロ(約245億円)から、7月1日以降は1億2000万ユーロ(約147億円)に引き下げられる。そのためグリーズマンの移籍発表は7月1日以降になるとの見方をスペイン『アス』紙は伝えている。
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