日本代表の森保一監督【写真:舩木渉】
日本代表は9日に行われるキリンチャレンジカップ2019の試合でエルサルバドル代表と対戦する。8日に行われた会見で、森保一監督が試合のベンチ入りメンバーやフォーメーションについての見通しを述べた。
5日に行われたトリニダード・トバゴ戦では、森保体制では初となる3バックが採用され、試合は0-0のドローに終わった。エルサルバドル戦に向けて指揮官は、「大幅にかどうかは分かりませんが、メンバーは入れ替えて試合に臨みたいと思います」としつつ、「3バックでスタートしたいと思っています」と引き続きシステムを踏襲する意向を示した。
招集されたメンバーのうち、トリニダード・トバゴ戦ではGK川島永嗣、DF中山雄太、MF久保建英、FW岡崎慎司の4人がベンチ外となった。このうち久保については、森保監督は「メンバーには確実に入ると思います」とエルサルバドル戦のベンチ入りを明言している。
DF槙野智章は負傷のため離脱が発表され、MF香川真司も「残念ながら怪我でプレーできない状態です」と森保監督は話している。両者を除けばエルサルバドル戦でベンチから外れる選手は2人となるが、その2人はコパ・アメリカ2019(南米選手権)に出場する選手たちの誰かとなるようだ。
「前回のキリンチャレンジカップのときに4名の選手がベンチ外になりましたが、今回は必然的に2人メンバー外になると思っています。そのメンバー外の選手たちはそのままスライドしてブラジルに行くことになっていますので、コンディションを落とすことなくいい状態を保てるように、トレーニングはしっかりやっていきたいと思っています」と森保監督は話している。
ベンチ入りが明言された久保を除けば、今回のキリンチャレンジカップの招集メンバーでコパ・アメリカにも出場するのはGK川島、大迫敬介、DF冨安健洋、中山、MF柴崎岳、中島翔哉、FW岡崎の7人。その中から2人がベンチ入りメンバーを外れることになるようだ。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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