マンチェスター・ユナイテッドのフアン・マタ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは8日、2018/19シーズン限りで契約満了により退団する選手たちのリストを発表した。トップチームからはエクアドル代表DFアントニオ・バレンシアとスペイン代表MFアンデル・エレーラが退団する一方で、スペイン代表MFフアン・マタに対しては新契約を提示したことも明らかにされている。
現在33歳のバレンシアは2009年にウィガンからユナイテッドに加入し、10年間在籍。現在のチームの最古参選手であり、2018/19シーズンにはキャプテンも務めていた。報道によれば、ユナイテッドとの契約には1年間の延長オプションが設定されていたが、クラブはオプションを行使せず退団が決まったとのことだ。
29歳のエレーラは2014年にアスレティック・ビルバオからユナイテッドに移籍。先月11日に今季限りでの退団がクラブから発表されていた。英国などのメディアではパリ・サンジェルマンへフリー移籍することが確実視されている。
トップチームでのプレー経験がある選手としては、他に23歳の元U-21イングランド代表FWジェームズ・ウィルソンもユナイテッドを退団する。18歳だった2014年に初出場を果たした試合で2得点という鮮烈なデビューを飾ったが、その後はなかなか出場機会を得られず、2部リーグやスコットランドへレンタルされていた。
一方でユナイテッドは、契約満了となる選手たちの中でも、マタに対しては契約延長のオファーを出していることを明らかにした。バルセロナやニューカッスルなどへの移籍の可能性なども噂されていたが、ユナイテッドからのオファーに応じて残留するのだろうか。
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