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日本代表 5年前

久保建英からみなぎる自信。日本代表の3-4-2-1にも「すんなり入っていける」理由

text by 元川悦子 photo by Shinya Tanaka , Getty Images

久保建英の出場はあるか

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5日のトリニダード・トバゴ戦ではベンチ外だった久保建英(左)【写真:田中伸弥】

 気になるのは攻撃陣。数日間の練習を見る限りだと、2シャドーは伊東・南野拓実のスタートが濃厚。香川に関しては2日前の練習を休んでいることを考えると、無理させることはないだろう。

 これに伴い、18歳になったばかりの久保建英の途中出場が一気に現実味を帯びてきた。98年4月1日の韓国戦に17歳322日で出場した市川大祐に次ぐ史上2番目のA代表年少出場記録が作られる可能性はかなり高そうだ。そして1トップは永井謙佑が優先となり、1年ぶり代表復帰の岡崎慎司はベンチスタートになると目される。

 こういった陣容だと、やはり注目が集まるのは久保の動向だ。本人は「A代表デビューの可能性が高くなってきたかどうかは分かんないですけど、チャンスがくれば準備はしてるつもりです」と普段通り、淡々とした様子を見せていた。

 2連戦合流前は「緊張してます」と若者らしい一面ものぞかせたが、ピッチ上での彼は全く動じるところがない。国際Aマッチになってもその強靭なメンタリティは変わらないはずだ。

 久保が森保流3バックをすでに公式戦で経験している点は大きなアドバンテージだ。3月のAFC U-19選手権アジア最終予選に参戦し、マカオ、東ティモール、ミャンマーとの3試合に出場した久保は3-4-2-1のフォーメーションでプレー。ゴールやアシストといった目に見える結果も残している。

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