ユーリ・ティーレマンス【写真:Getty Images】
今年1月からレスター・シティでプレーしていたベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスは、来季の所属クラブ決定に向けた交渉が順調に進んでいることを示唆した。英紙『ミラー』が伝えている。
現在22歳のティーレマンスは冬の移籍市場でモナコからレスターにレンタル移籍。ブレンダン・ロジャース監督の信頼を得てレギュラーポジションを確保し、プレミアリーグで13試合に出場して3ゴールを挙げるなどの活躍をみせた。
レスターはティーレマンスを完全移籍で獲得することを望んでいるようだが、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムも関心を示していると報じられている。それぞれ移籍が噂されるポール・ポグバやクリスティアン・エリクセンの穴を埋めることが想定されているようだ。獲得には移籍金4000万ポンド(約55億円)ほどが必要になると予想されており、レスターが獲得したとすればクラブ史上最高額の補強となる。
ティーレマンスはベルギー代表での会見で自身の去就についてコメント。「僕から言えるのは、状況が動いているということだけだ。多くのクラブが関心を示してくれている。今後数週間でどこになるか分かるだろう」と、移籍先の決定に近づいていることを示唆している。
ユナイテッドやトッテナムからの関心については、「イングランドでも欧州でも本当に大きなクラブだ。そういう名前が出てくるのは光栄なことだ。僕にとって自信になる」とティーレマンス。「モナコに戻る可能性は低い。今後の交渉次第だ。1月にはレンタルがベストの選択だったが、次は安定させたい」と完全移籍の希望を明言している。
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