マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバ【写真:Getty Images】
ユベントスは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバの再獲得を試みる可能性があるかもしれない。英紙『ガーディアン』などが伝えている。
ポグバは2012年にユナイテッドから移籍したユーベで世界屈指のMFと評されるまでに飛躍。2016年夏には当時のサッカー界史上最高額となる移籍金でユナイテッドへの復帰を果たした。
今夏の移籍市場では、レアル・マドリーがポグバの獲得に動く可能性が盛んに噂されている。だが英紙によれば、ユーベもユナイテッドと接触し、ポグバへの関心を伝えて再獲得への打診を行ったという。
ユーベはラツィオのセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの獲得を望んでいたが、先月には6000万ユーロ(約73億円)のオファーを断られ、1.5倍の9000万ユーロを要求されたことで獲得を断念したという。その代役としてポグバへの関心を強めたとみられている。
ポグバの再獲得にはさらに高額の移籍金が必要となる。だがユーベはFWパウロ・ディバラやDFアレックス・サンドロ、FWドグラス・コスタなどをトレード要員とすることで金額の引き下げを試みる見通しだと伝えられている。
ユーベのファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)も、ポグバの獲得に動く可能性を否定はしていない。ポグバやフィオレンティーナのFWフェデリコ・キエーザ獲得の可能性についてメディアから質問を受けると、「新監督を発表したあとで相談する」と答えている。
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