シュミット・ダニエル【写真:Getty Images】
日本代表は4日、5日に行われるキリンチャレンジカップ2019トリニダード・トバゴ戦に向けて、試合会場となる豊田スタジアムで最終調整を行った。
森保一監督が日本代表監督に就任後一度も落選することなく、代表に選出されているベガルタ仙台GKシュミット・ダニエルは、経験豊富なベテランGK川島永嗣から学ぶことが多いようだ。
現在16位と沈む仙台についてシュミットは「確かにチームの結果が出ていない中で呼ばれたのは少し驚きがあったんですけれど、シーズンが始まって最初の何節かは今までで一番調子が良かった。負けたりはしましたけど、いい感覚でシーズンに入れていたので、それを後は結果に繋げるだけというか、そういうところだと思います」と話した。
今回招集された川島についてシュミットは「本当に全体的にすべての技術で、1つレベルの段階が1個違う感じがするので、動きも速いし、キャッチングとかも正確ですし、本当に学ぶところがたくさんあるなと思います。技術的にシンプルに速いボールに対しての動きが速いし、そういうのは慣れているんだなというのは感じます」と話し、間近で見て川島のプレーをしっかりと分析している。
また、得意のハイボールに関して聞かれると「代表のGKが手を伸ばして取れば、だいたいみんな負けないと思うので、そこはあまり。誰が一番高いとかは気にしてはいないですけど…。その高さをもっと横の守備範囲に広げていければ、もっと自分を活かせるというか、そこでレベルアップする必要はすごくあると思います」と話し、川島や若い大迫敬介らから学び、自身の成長につなげる。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)
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