南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表は4日、5日に行われるキリンチャレンジカップ2019トリニダード・トバゴ戦に向けて、試合会場となる豊田スタジアムで最終調整を行った。
昨年9月に森保一氏が代表監督に就任して以降、常に名前を連ねているMF南野拓実は今回の2連戦の位置付けについて「ワールドカップアジア予選が始まる中での大事な、重要な2試合になってくると思いますし、監督もメンバーをその中から絞っていく段階でもあると思うんで、そういう意味では選手にとって重要な2試合になるんじゃないかなと思います」と語った。
18歳のMF久保建英は今回の合宿で注目を集める選手の一人だ。南野はそんな久保について「シュートの技術とかボールタッチとかすごく他とは違う部分っていうのはあるなっていうのは感じるし、あとは試合でしっかり経験積んでいければいいんじゃないかなと思います」と印象を語った。
森保監督就任以降、代表の2列目は南野と堂安律、中島翔哉の3人が主力としてプレーしている。2人との更なる連携に必要な事を問われた南野は「特にそこに対して気負いすぎてる部分はないです」と語ったうえで「試合に出たらゴールは狙っていきたいと思いますけど、でもその当時よりチームとしてよくなってきてる部分はあると思うし、そういうところもチームとしてうまく出していきながら、勝てればいいかなと思います」と話した。
「アジア予選のサバイバルっていうのも始まってますし、個人としてはやっぱりそこに向けていいアピールっていうのができればっていうふうに思ってます」と話す南野はゴールという目に見える結果を残すことを虎視眈々と狙っているようだ。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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