酒井宏樹【写真:Getty Images】
日本代表は4日、5日に行われるキリンチャレンジカップ2019トリニダード・トバゴ戦に向けて、試合会場となる豊田スタジアムで最終調整を行った。
1月に行われたアジアカップ以来の日本代表復帰となったDF酒井宏樹は「今シーズン最後なので、この2試合は、いい形で終われるように頑張りたいです」と抱負を語った。
今回の招集メンバーには18歳のMF久保建英や19歳のGK大迫敬介といった29歳の酒井よりも若い選手が多く含まれている。「過度の緊張はいらないので、僕もそうやって緊張をほぐしてもらってきたので、少しでもできるようならって」と若い選手が入りやすい雰囲気づくりを心掛けているようだ。
酒井はアジアカップで主力選手として6試合に出場するも準優勝に終わった。「チャレンジするところを忘れずに、いい意味でのポジティブな意味での失敗がいっぱい出るようにしたいですし、守るようなサッカーとか、守るようなプレーっていうのは親善試合に必要ないので、そういうところも踏まえていいプレーができればいいかなと思います」と思い切って戦う事を誓った。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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