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柴崎岳、アジアカップでコンビ組んだ遠藤航不在も前向き。「本番でも想定される事」

text by 編集部

柴崎岳
柴崎岳【写真:Getty Images】

 日本代表は4日、5日に行われるキリンチャレンジカップ2019トリニダード・トバゴ戦に向けて、試合会場となる豊田スタジアムで最終調整を行った。

 練習後にMF柴崎岳は「これまで監督のやりたいことだったり、戦術等浸透されてきましたし、それをより今回も深めてワールドカップ予選に自信を持って臨めることが大事かなと思います」とワールドカップ予選前最後の代表2連戦の目標を口にした
 
 3月のコロンビア代表との試合ではキャプテンマークを付けるなど今回も中心選手としての役割を期待されている柴崎だが「代表に食い込むだけの力のある選手はこれからも出てくるでしょうし、そういった選手を吸い上げてチームの向上につなげればいいかなと。その中で僕は臨機応変にそういった選手に合わせてチームとしても、そういった選手との1対1の関係の中でもいい関係を構築していきたいなと。より柔軟に考えることが大事かなと思います」とチーム全体の事を気にかけているようだ。

 今回の合宿にはアジアカップでボランチとしてコンビを組んでいたMF遠藤航は招集されていない。そんな中で挑む柴崎だが「その場で組んだ選手とやっていくのは本番でも経験の浅い選手とも組むことはケガ等で想定されるので、そういったことを意識して、どうなってもいいような気持ちではいます」と前向きに捉えている。

 1月に行われたアジアカップでは準優勝に終わった日本代表。「僕の中ではもちろんアジアカップの結果を真摯に受け止めていかなければいけない部分はありますけど、過去のことは過去のこととして受け入れたうえで、成長を続けていくことは大事だと思っている」と語る柴崎は今回の2連戦でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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