中山雄太の代表デビューはあるか
ダブルボランチには柴崎岳、そして代表初招集となった中山雄太を推す。前者は所属クラブで苦しいシーズンを過ごしたが、森保ジャパンにおいては主力としてプレー。今回も問題なければ、ピッチに立つことだろう。
後者はセンターバックとしてもプレーできるが、ボランチとして勝負したいと考えていることだろう。所属するズウォレでは今季、リーグ戦4試合の出場に留まったが、代表定着のためにもここでアピールしておきたいところ。中山はコパ・アメリカに挑むメンバーにも選出されているため、森保監督もこの2試合で同選手を起用しておきたいと考えているはずだ。
2列目は左サイドに中島翔哉、右サイドに堂安律、トップ下に南野拓実。森保ジャパンにおける中心的存在である彼らは、これまで何度もチームを救ってきた。今回もNMDに懸かる期待は大きく、決定的な仕事を果たすことが求められる。2列目と言えば、初招集を受けた18歳の久保にも注目が集まるが、まずは彼らが力を示す必要があるだろう。
1トップにはロシアワールドカップ以来となる代表復帰を果たした岡崎慎司でどうだろうか。森保ジャパンにおける絶対的存在である大迫勇也は今回も招集されているが、2日の合宿では別メニューに回るなどコンディション面に若干の不安がある。そのため、岡崎が先発入りする可能性も高いと言えるのではないか。
所属するレスターではほとんど出場機会がなかった同選手だが、経験値は豊富。果敢に前線からプレスをかけにいく姿勢は、若手選手にも大きな勇気を与えるだろう。コパ・アメリカメンバーにも選出されているため、森保監督の前で改めてその実力を証明したいところだ。
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