日本代表は3日、キリンチャレンジカップ2019に向けたトレーニングを愛知県内で行った。

「相変わらずたのしくやっています」と語るMF原口元気は今年1月に行われたアジアカップ以来の日本代表復帰となった。

　そんな原口の主戦場である2列目はタレントが揃う激戦区だ。「自分がやれることやれないことを理解しているつもり」と話す原口は「１つは結果が大事だと思うし、そう簡単に負けるつもりはないので、自分自身も結果を出していかないといけない」と意気込みを語った。

　今回の合宿では17歳のMF久保建英に注目が集まっている。原口も20歳4か月の若さで代表デビューを果たしたが「17歳ですでに日本代表でポジションを争うクオリティがあるのですごい才能だと思います」と久保の能力を高く評価している。

　一方「建英だけじゃなくて、（堂安）律にしろ（中島）翔哉にしろ、ほかにも良い選手はいるので、１試合１試合ですね。１試合でも悪かったら次はないと思っているし、そういう環境の方が自分のパフォーマンスも上がるので。楽しめる環境になってきたなと感じています」と競争を勝ち抜くことを誓った。

「戻ってきた選手もいれば、若くて勢いのある選手もいて、競争がありながら、みんなで高め合っていけるような関係になってきたと感じていますし、自分も守りに入らずにどんどんチャレンジしていかないといけない。そうしないと、すごく飢えている人たちにどんどん追い越されてしまうので」と語る原口は今回の2連戦で挑戦しながら新しいものを見つける事が出来るのだろうか。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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