岡崎慎司【写真:Getty Images】
日本代表は3日、キリンチャレンジカップ2019に向けたトレーニングを愛知県内で行った。
FW岡崎慎司は「今シーズンの結果だったら呼ばれないのが普通っていうふうに自分に対しても厳しく思ってる」と前置きしたうえで「いろんな状況下の中で自分自身の力が必要だと言ってもらえる部分に対しては、やっぱり全力で応えるのが自分のよさだと思うし、もちろん自分だってまだやれると思ってる」とロシアワールドカップ以来の日本代表選出についての想いを語った。
33歳岡崎の代表復帰の一方で、17歳のMF久保建英が初のA代表に招集された。若い世代が台頭する事について岡崎は「レスターで新しくて若い選手たちが一緒にやってく中で、これ普通なのかなっていうのを感じながら一緒にプレーしてるので、日本代表自体もこれが普通だと思う」と自論を述べ「個人的には実力あるものが最終的に残っていくっていう、それが日本代表だと思う」と競争を歓迎している。
今回の代表で岡崎はこれまで長らく着けていた背番号「9」ではなく「18」でプレーする事が決まっている。「9番っていうものはホントに大事なもの」と語る岡崎は「自分の中ではやっぱり芯が9番に対しての思いがあるんで、簡単につけちゃいけないっていう。そこはね、しっかりよかったなと、この形で一番よかったなと思います」と話した。
一方で「海外でまた結果出して、正真正銘の点取り屋として戻ってきて、そういう話しあいがあれば自分もまた自信を持って9番というものを付けたいと言えればいいです」と代表で再び「9」を着ける事に意欲を見せている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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