日本代表は3日、キリンチャレンジカップ2019に向けたトレーニングを愛知県内で行った。

　DF冨安健洋は今季所属先のシント＝トロイデンで公式戦40試合に出場し飛躍を遂げたシーズンとなった。本人は「代表にも呼んでもらって、大きな転機になった1年でした。でも来季はより良い1年にできるように、またこのキリンチャレンジカップからやりたいなと思っています」と抱負を語った。

　今回の2連戦でテーマにしている事を問われると「まだ余裕を持って周りのことを気にしている暇はないので、自分の出来ることに集中して、守備ではしっかり無失点に抑えることを、それはチーム全体、特にディフェンス陣で話しながらやらないといけないですし、あとはビルドアップのところで攻撃のスイッチになれるようにというのは意識してやりたいなと思っています」と目標を口にした。

　6月に開催されるコパ・アメリカにも参加が決まっている冨安は疲労も心配されるところだが「1週間休めたので、そこでしっかりリフレッシュして、また気持ち切り替えてという感じなので、準備はできています」とこのまま駆け抜ける事を誓った。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

【了】