日本代表は3日、キリンチャレンジカップ2019に向けたトレーニングを愛知県内で行った。

　3月に行われた親善試合に次いで日本代表に招集されたMF小林祐希は前回の時と比べて変わったところを問われると「余裕は出ましたね」と語った。

「初めて長い時間しっかり出られて、自分の中の課題とか、やらなきゃいけないことが見つかって、それで3ヶ月取り組んできたので、いい変化というか、進化したところが見せられるかなと思います」と成長した姿を見せる事を約束した。

　今季終了後に3シーズン過ごしてきたヘーレンフェーン退団を既に発表している小林は「所属先のことは気にせず、とりあえずここで2試合、自分のできることをやるということに照準を合わせてきているので、あまり気にしてはいないですけど。コンディションもいいし、出れば何かできるかなと」と今は代表だけに集中しているようだ。

　今回の2試合のテーマを「前に前に」と掲げた小林は「点を取れればベスト。点に絡めればベスト。勢いを持った守備から攻撃ができればいいかなと。後ろの役割が増えるかもしれないですけど、その中でも前への意識を忘れないということを常にやっていきたいなと思います」と話す。

　果たして小林はこの2試合で良いパフォーマンスを見せ来季に向け自らをアピールすることが出来るだろうか。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

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