アヤックスのマタイス・デリフト【写真:Getty Images】
アヤックスやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどの元監督であるルイス・ファン・ハール氏は、多くのビッグクラブからの関心が噂されるアヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフトに対してマンチェスター・シティへ移籍することを勧めている。オランダ『FOXスポーツ』に語った。
19歳にしてアヤックスのキャプテンを任され、今季のエールディビジ優勝やチャンピオンズリーグ準決勝進出などに貢献してきたデリフト。欧州で最も将来有望な若手選手の一人として関心を引きつけ、特にバルサやユナイテッドなどが獲得を熱望していると言われる。
アヤックスの元監督であるピーター・ボス氏は、デリフトがアヤックスを出るとすればシティに合いそうだと発言。ファン・ハール氏は「私も全く同じように考えている」と同意しつつ、バルサも移籍先の候補に挙げている。
「デリフトはバルセロナへ行くこともできると思う。私は今の(バルサの)センターバックたちのことを好きではないからね」とファン・ハール氏は、デリフトの獲得がバルサにとっても戦力向上に繋がるという考えを述べた。
さらにファン・ハール氏は、「彼はバルセロナでもプレーできるが、マンチェスター・シティでもプレーできる。この場合、もし私ならリオネル・メッシよりもペップ・グアルディオラを選ぶ」と、シティの方がデリフトによってより理想的な移籍先だと主張している。
ヴァンサン・コンパニの退団が決定したシティは新たなCBの補強が見込まれているが、レスター・シティのイングランド代表DFハリー・マグワイアの獲得を望んでいると言われている。デリフトの獲得に動く可能性もあるのだろうか。
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