リバプールのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、今年のバロンドール争いの有力候補に浮上したとの見方もある。だが本人はリオネル・メッシが受賞すべきだと主張している。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
今季プレミアリーグでもリバプールの堅守を支え、PFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手に選ばれるなど高い評価を得たファン・ダイク。現地時間1日に行われたCL決勝のトッテナム戦でもチームを完封勝利での優勝に導き、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。
CL準決勝の1stレグでバルセロナがリバプールに3-0の勝利を収めた時点では、その試合でも2得点の活躍をみせたメッシが史上最多となる6回目のバロンドールを受賞することは確実になったと考えられていた。だが大逆転で決勝進出を果たしたリバプールがそのまま優勝を飾ったことで、状況は変わっている。
『マルカ』はプレミアリーグとCL決勝の最優秀選手に選ばれたファン・ダイクはバロンドールの有力候補になると主張。米『NBC』もファン・ダイクはバロンドール争いの有力候補になるべきだと述べている。
トッテナム戦後には、メディアからファン・ダイク自身に対してもバロンドールに関する質問が行われた。だが同選手は「メッシこそが世界最高の選手だ。現役でいる限り受賞の資格がある。CL決勝にいたかどうかは関係ない」と返答している。
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