トッテナムのクリスティアン・エリクセン【写真:Getty Images】
トッテナムやレアル・マドリーなどの元監督であるフアンデ・ラモス氏は、トッテナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがレアル・マドリーへ移籍したとすれば大きな成功を収めることができると見通しを述べている。米『ESPN』が同氏のコメントを伝えた。
現在27歳のエリクセンは2013年からトッテナムでプレーし、プレミアリーグやチャンピオンズリーグでのクラブの好成績に大きく貢献。今夏の移籍市場ではレアル・マドリーが獲得を狙う選手の一人だとスペインメディアなどで盛んに予想されている。
ラモス氏は、エリクセンがクロアチア代表MFルカ・モドリッチと同じ道を辿って活躍することができると主張している。トッテナムでラモス氏の指導も受けたモドリッチは2012年にマドリーへ移籍し、昨季のバロンドールを受賞するなど世界トップクラスのMFとして活躍を続けてきた。
「間違いなくエリクセンには、モドリッチの後に続いてマドリーで成功できるだけの準備ができている」とラモス氏。「彼は素晴らしい選手であり、非常に高いレベルのパフォーマンスをみせてきた。欧州のどんなチームでもプレーできる」とデンマーク代表MFを評した。
トッテナムは現地時間1日にリバプールとのチャンピオンズリーグ決勝に臨む。「(以前の)トッテナムは選手を売るチームだったが、彼らは大きく成長してきた。今では欧州最高のチームのひとつだ」とラモス氏は古巣の躍進を喜んでいる。
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