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首位FC東京、17歳久保建英の2得点などで大分撃破。最下位仙台は名古屋下す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

久保建英
FC東京の久保建英【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第14節が1日に開催され、14時キックオフの試合では北海道コンサドーレ札幌とサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台と名古屋グランパス、FC東京と大分トリニータがそれぞれ対戦した。

 札幌対広島戦は63分、リーグ戦最近3試合無得点と苦しい時期が続いていた札幌に久々のゴールが生まれる。早坂良太がヘディングでゴール前に落としたボールに鈴木武蔵が反応し、GK大迫敬介の対応で止められたボールを早坂が押し込んだ。この1点が決勝点となり、札幌がホームで1-0の勝利を収めた。

 仙台対名古屋戦は前半6分、エリア内で長沢駿が落としたボールを吉尾海夏が蹴り込んでホームの仙台が先制。だが27分にはマテウスがエリア手前から右ポストギリギリへの強烈なシュートを突き刺して名古屋が同点とする。

 74分には松下佳貴のシュートがGKに弾かれたボールを長沢が押し込んで再び仙台がリード。82分にもGKランゲラックのミスパスを奪った長沢がゴールを挙げた。長沢の2得点1アシストの活躍で仙台が3-1の勝利を収め、暫定で最下位を脱出することに成功している。

 前節今季初黒星を喫しながらも首位を守っているFC東京は前半30分、右サイドで久保建英が落としたボールから室屋成がクロスを上げ、橋本拳人のヘディング弾で先制。39分には相手陣内でのこぼれ球を拾った久保が自らゴール前に持ち込んで左足シュートを放ち、相手選手に当たってコースを変えたボールがネットに収まった。

 大分は59分にオナイウ阿道が1点を返したが、後半アディショナルタイムにはFC東京が勝利を決定づける3点目。相手のミスを突いて前線でボールを奪った久保が、飛び出していたGKもかわして無人のゴールへ落ち着いてシュートを流し込んだ。久保の自身初となる1試合2得点もあり、FC東京が3-1の勝利で首位を堅持している。

【了】

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