アントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
今季限りでアトレティコ・マドリーを退団することが発表された28歳のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン。移籍先の最有力候補とされたバルセロナだが、獲得には消極的なようだ。30日にスペインメディア『フットボール・エスパーニャ』が報じている。
グリーズマンに設定されている契約解除金は2億ユーロ(約250億円)だが、7月1日から1億2000万ユーロ(約150億円)に減額される予定。他クラブにとっては獲得しやすくなる条件だが、それでも高額な移籍金が必要になることは変わらない。それだけでなく、ネックとなっているのは1700万ユーロ(約20億7000万円)の年俸だという。
同紙によると、バルセロナはグリーズマンの獲得を最優先事項とは考えていないようだ。バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長も興味を失っている模様。また、パリ・サンジェルマン(PSG)も同選手の獲得を狙っているが、ファイナンシャルフェアプレー(FFP)に抵触する恐れがあるため、簡単に巨額の資金を投入することは出来ない。果たして、グリーズマンはどこのクラブへ移籍することになるのだろうか。
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