インテルは現地時間30日、ルチアーノ・スパレッティ監督の退任を公式ホームページで発表した。

　2017年にインテルの監督に就任したスパレッティ監督は就任1年目にチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得する。2年目の今季も2季連続でCL出場権を得るも首位ユベントスとは勝ち点21差の4位に終わった。また、マウロ・イカルディの主将剥奪事件や、ラジャ・ナインゴランの練習への度重なる遅刻といったピッチ外の問題も多かった。

　なお後任監督にはチェルシー前監督のアントニオ・コンテ氏が有力とされている。27日付けの伊メディア『スカイ・イタリア』ではコンテ氏は3年契約の年俸1200万ユーロ（約15億円）で合意に達していると報じていた。

　セリエＡで18回優勝しているインテルだが、2009/10シーズン以来リーグ優勝から遠ざかっている。来季は新体制で10季ぶりのリーグ制覇を目指す事になる。

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