DF
アンドリュー・ロバートソン(背番号26)
生年月日:1994年3月11日(25歳)
今大会成績:11試合出場/0得点
スコットランド代表ではキャプテンを務めるロバートソンは今季、リーグ戦36試合、CL11試合に出場とフル稼働。不動の左SBとしてリーグ戦では11アシストを記録するなど、多くのチャンスを作る。3月のトッテナム戦でもフィルミーノの先制点をアシストしている。90分間、左サイドを上下動する無尽蔵のスタミナは、トッテナムの脅威になるだろう。
フィルジル・ファン・ダイク(背番号4)
生年月日:1991年7月8日(27歳)
今大会成績:11試合出場/2得点
「世界最高のCB」と言っても過言ではない今季のファン・ダイク。パワーとスピード、長短織り交ぜるフィードなど、どれをとっても最高レベルと言える。ピッチ上の“キャプテン”として、周りへの的確なコーチングを欠かさない姿は、27歳にして既に貫禄がある。
今シーズンは背中の痛みを抱えながらプレーした時期もあったが、今季はリーグ戦とCLで欠場したのは累積警告による出場停止となったCLラウンド16・1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦のみ。頼もしいディフェンスリーダーが、リバプールの守備を支える。
ジョエル・マティプ(背番号32)
生年月日:1991年8月8日(27歳)
今大会成績:7試合出場/0得点
今季序盤のリバプールはジョー・ゴメスがCBのレギュラーを務めていたため、マティプは出場機会に恵まれず。しかし、12月にゴメスが負傷し手術した影響もあり、CBに定着。ファン・ダイクとの190cmを超えるCBコンビは、ハイボールに対する絶対的な強さを見せた。ゴメスは4月に復帰を果たしたものの、SBでの出場が多く、ファイナルの舞台でもマティプがファン・ダイクの相棒を務めることになるだろう。
トレント・アレクサンダー=アーノルド(背番号66)
生年月日:1998年10月7日(20歳)
今大会成績:10試合出場/0得点
19歳にしてロシアワールドカップにイングランド代表として出場したアレクサンダー=アーノルド。公式戦では計16アシストを記録し、リーグ戦12アシストはDF最多アシスト記録となった。
トップチームに昇格後に中盤から右SBにコンバートされた経歴を持ち、右足から繰り出されるプレースキックやクロスの質はリーグ随一。準決勝2ndレグでは、アグリゲートスコア(2戦合計)でバルセロナを逆転する4点目をアシスト。右CKからのクイックリスタートは、バルセロナの選手たちの意表を突いた印象的なプレーとなった。