エメルソン・パルミエリ【写真:Getty Images】
【チェルシー 4-1 アーセナル EL決勝】
ヨーロッパリーグ(EL)決勝、チェルシー対アーセナルが現地時間29日に行われた。チェルシーが4-1の勝利をおさめ、6季ぶり2度目の優勝を果たしている。試合後、チェルシーに所属する24歳のイタリア代表DFエメルソン・パルミエリが、解任論浮上のマウリツィオ・サッリ監督について言及した。29日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
2018年7月に、アントニオ・コンテ前監督の後任としてチェルシーの指揮官に就任したサッリ監督。リーグ戦では開幕から12戦無敗を続け、プレミアリーグ3位入りを果たして来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。そして、ELでは6季ぶり2度目の優勝を果たしている。リーグ杯では決勝進出を果たすも優勝は出来ず。しかし、シーズン全体で見ると申し分ない成績を残していた。それでも解任論が浮上しており、今季限りでチェルシーを去る可能性が出ている。
試合後、エメルソンは「楽なシーズンではなかった。監督が代わり、他にも多くの事が変更された。浮き沈みもあったよ。シーズン初め、僕たちは2つの目標を掲げていた。プレミアリーグで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得することと、ヨーロッパリーグ(EL)で優勝する事だ。そして、僕たちは両方達成できた」と、1年間を総括。
そして、解任論浮上のサッリ監督については「あなたは結果を見ただろ? 僕たちが今季達成したものを見ただろ? 簡単ではなかったが、プレミアリーグでは3位に終わった。リーグ杯では決勝進出を果たした。そして、ELでは優勝した。他に何が欲しいんだ?」と、解任論浮上に疑問を投げかけている。
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