奥川雅也はザルツブルクへの復帰が決まった【写真:Getty Images】
日本代表のFW南野拓実が所属するザルツブルクは29日、ドイツ2部ホルシュタイン・キールに期限付き移籍していたFW奥川雅也が来季からクラブに復帰する事を発表した。
奥川は今季キールにレンタル加入した。シーズン序盤は出場機会に恵まれなかったが、今年に入り徐々にプレー時間が増えると第23節のボーフム戦で初ゴールを記録する。結局公式戦21試合に出場し5得点1アシストの数字を残した。なおザルツブルクは、奥川の他にFWセク・コイタとDFギデオン・メンサーの復帰も併せて発表した。
ザルツブルクのクリストフ・フロイントSD(スポーツディレクター)は「3選手は今季所属先のクラブで多くの試合に出場しとても成長した。彼らが戻って来てくれることを喜ぶのと同時に我々は彼らと共に次のステップに進んでいく」とコメントした。
奥川は2015年にザルツブルクに完全移籍を果たす。しかし加入直後からレンタルを繰り返しザルツブルクではまだ公式戦の出場はない。しかし今季キールで結果を残した23歳のレフティーは来季、南野と共にチームを引っ張れる存在になる事が出来るだろうか。
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