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チェルシー、EL決勝予想スタメン全選手紹介。2度目の制覇を狙う11人の戦士たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

チェルシー
写真左からバークリー、ジョルジーニョ、コバチッチ【写真:Getty Images】

ジョルジーニョ(イタリア代表/背番号5)
生年月日:1991年12月20日(27歳)
今大会成績:10試合出場/0得点0アシスト

 恩師マウリツィオ・サッリとともに今季よりチェルシーにやってきたイタリア代表MF。パスの正確性とゲームメイクの上手さは欧州でも屈指のものがあり、ナポリ時代と同じくチェルシーでもサッリ・スタイルのキーマンとなっている。同クラブにおける替えの効かない選手の一人であると見ていいだろう。

 ヨーロッパリーグではここまで10試合出場を果たしている。ただゴールやアシストという目に見える結果を残せてはいないため、決勝では決定的な仕事を果たしたいところだろう。もちろんチェルシーにおけるキーマンであるため、マークはかなり厳しいものとなるはずだが、その難局を乗り越え優勝の立役者に躍り出ることはできるか。

マテオ・コバチッチ(クロアチア代表/背番号17)
生年月日:1994年5月6日(25歳)
今大会成績:11試合出場/0得点0アシスト

 今季レアル・マドリーからレンタルで加入したクロアチア代表MF。チェルシーではコンスタントに出場機会を得ており、中盤において重要な戦力となっている。すでに同クラブはコバチッチの完全移籍での獲得に動いているとの報道も出ており、マウリツィオ・サッリ監督からの信頼は確かなものと見てよさそうだ。

 持ち味は繊細なボールタッチと相手の嫌なスペースへと侵入することができる積極果敢なドリブル突破。それに加え守備時にはハードワークを怠らないなど、中盤で90分間汗をかき続けることができる選手だ。あとはチェルシー加入後初となるゴールが欲しいところだろう。決勝では果たして。

ロス・バークリー(イングランド代表/背番号8)
生年月日:1993年12月5日(25歳)
今大会成績:11試合出場/2得点1アシスト

 エンゴロ・カンテが負傷のため決勝戦に出場できるか微妙な状況。さらにルベン・ロフタス=チークも怪我で離脱中ということもあり、アーセナル戦のインサイドハーフにはロス・バークリーが入ると思われる。チェルシーでは絶対的な主力選手というわけではないが、果たしてどのような働きを見せるだろうか。

 身長185cmと大柄ながら足下の技術に優れており、縦への推進力も兼備する同選手。ゴールネットを突き破るかのような強烈なミドルシュートも非常に魅力的であり、チームにとってもこれらは大きな武器となっている。ヨーロッパリーグではここまで11試合で2得点1アシストの成績。決勝では宿敵アーセナル相手に持ち味を存分に発揮したいところだ。

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