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18/19リーガ・エスパニョーラベストイレブン。Fチャン編集部が選定、リーグを彩った名手たち【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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写真左からJ・ナバス、ピケ、ラングレ、J・アルバ【写真:Getty Images】

ジェラール・ピケ(元スペイン代表/バルセロナ)
生年月日:1987年2月2日(32歳)
今季リーグ戦成績:35試合出場/4得点4アシスト

 バルセロナ不動の守備職人は、今季もチームにおいて頼もしい存在となった。同クラブ在籍11年目を迎えたジェラール・ピケはリーグ戦35試合で先発フル出場を果たしており、ディフェンスラインを見事に統率。リーグでの失点数は「36」となっているものの、試合の中で発揮した安定感はさすがと言うべきものがあった。

 シュートブロック数はチームトップの27回を記録。最後の最後まで身体を張り、ゴールを守り続けた。また、今季は4得点4アシストも記録するなど、攻撃面での存在感も抜群だったと言えるだろう。バルセロナのリーグ連覇に大きく貢献したことは間違いない。来季以降も、チームの壁になり続けることだろう。

クレマン・ラングレ(フランス代表/バルセロナ)
生年月日:1995年6月17日(23歳)
今季リーグ戦成績:23試合出場/1得点0アシスト

 今季セビージャから加入したフランス代表CB。当初はサミュエル・ウンティティの控え扱いになることが予想されており、やはりシーズン序盤こそ出番が少なかった。しかし、ウンティティの負傷離脱などもあり出番を掴むとピッチで安定感ある守備を披露。瞬く間にエルネスト・バルベルデ監督の信頼を掴み取り、ジェラール・ピケと不動のCBコンビを組むことになった。

 派手さはないが、球際の強さと正確なビルドアップなどを武器にし、バルセロナの新たな顔となったクレマン・ラングレ。22日にはフランス代表初招集を果たすなど、確かな成長と自信を得たシーズンとなったに違いない。

ヘスス・ナバス(スペイン代表/セビージャ)
生年月日:1985年11月21日(33歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場/1得点5アシスト

 セビージャを主将として牽引するベテラン。もともとはアタッカーの選手でありながら、所属クラブではウィングバックやサイドバックとして出場しており、33歳にしてプレーの幅を広げている。躍動感溢れるプレーが非常に魅力的な選手であり、チームにとっては大きな存在と言えるだろう。

 シーズン序盤は主に右サイドハーフとしてプレーしていた同選手だが、終盤は右サイドバックとしての出場が大半を占めた。そのため、今回は同ポジションでの選出となっている。ヘスス・ナバスはデータサイト『Who Scored』内で平均レーティング「6.93」といったおおむね高い評価が与えられており、シーズン通して安定感あるパフォーマンスを披露したと言えるだろう。ゴールやアシスト数は決して多くはないが、ベテランらしさが光ったシーズンであった。

ジョルディ・アルバ(スペイン代表/バルセロナ)
生年月日:1989年3月21日(30歳)
今季リーグ戦成績:36試合出場/2得点10アシスト

 バルセロナで不動の地位を築く世界最高峰の左サイドバック。身長は170cmと小柄ながらも、縦への推進力に優れており、守備だけでなく攻撃面でも決定的な仕事をこなすことができる選手だ。リオネル・メッシやルイス・スアレスらとの連係も良く、左サイドで相手に恐怖を与えられる存在である。

 今季はリーグ戦36試合に出場を果たしており、2得点10アシストという申し分ない成績を収めたジョルディ・アルバ。果敢にオーバーラップを仕掛ける姿勢は今季も実に印象的であり、チームのために汗をかき続けた。インターセプトの回数ではチームトップの成績(60回)を収めるなど、その存在感の大きさを改めて証明する形となった。

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