ミランのレオナルドSD【写真:Getty Images】
ミランのスポーツディレクター(SD)を務めるレオナルド氏は、就任から1年足らずで退任し、古巣パリ・サンジェルマン(PSG)に復帰することが見込まれている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
ミランは現地時間26日に今季セリエA最終節の試合を戦い、5位でシーズンを終了。チャンピオンズリーグ出場圏内の4位に届かなかったこともあり、来季に向けたクラブ改革が行われることが予想されている。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督や、スポーツディレクターのパオロ・マルディーニ氏は留任が不確定な状況とみられている。一方でレオナルド氏は退任が確実視され、早ければ27日中に発表が行われるとの見通しも伝えられている。
現役時代に日本の鹿島アントラーズでもプレーしたレオナルド氏は、昨年7月にミランSDに就任。夏の移籍市場ではFWゴンサロ・イグアインなど、冬の移籍市場ではMFルーカス・パケタやFWクシシュトフ・ピョンテクなどを補強してチーム強化を図ってきた。
ミランを去ることになったとすれば、レオナルド氏は2011年から2013年までディレクターを務めたPSGに復帰するのではないかとみられている。現在SDを務めるアンテロ・エンリケ氏の後任として、すでにナセル・アル・ケライフィ会長がレオナルド氏の復帰に向けた交渉を行っていると報じられている。
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