冨安健洋、鎌田大地、伊東純也【写真:Getty Images】
ベルギーメディア『Voetbal Primeur』では、今季のベルギー1部リーグで活躍をみせた選手たちの中から、各ポジションごとに数人のベストイレブン候補を選出してユーザー投票を行っている。日本人選手ではシント=トロイデン(STVV)の冨安健洋と鎌田大地、ヘンクの伊東純也がそれぞれのポジションで候補に選出された。
冨安はセンターバック部門で8人の候補のひとりに選出。「STVVの日本人オーナーには間違いなく才能を見抜く目がある」「冨安は今季の新発見の一人」と評し、市場価値が獲得時の10倍以上に上昇したとも述べている。投票では現時点で8人中5番目タイとなる8%の票を獲得している。
伊東は1月にヘンクに加入し、半年しかプレーしていないにもかかわらず右ウイング部門で4人の候補に選出。14試合の出場で3ゴール2アシストを記録し、ヘンクのリーグ優勝に貢献した活躍が評価された。
「多くの試合に出場したわけではないが、リーグ最後の数週間にその価値を証明した。強烈なパフォーマンスで味方も敵も驚かせた」と評されている伊東は、4人の候補で最多となる39%の票を獲得している。
公式戦合計で16得点9アシストを記録した鎌田は「10番」部門で候補に選ばれた。「冨安と同じくベルギーでの新発見となった。得点力が特に際立っていた。ゴール前で本当に優れた嗅覚を持っている」と寸評。だが投票では4人の候補の中では最も少ない5%の獲得にとどまっている。
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