クリスタル・パレス在籍時のマルアン・シャマク【写真:Getty Images】
過去にアーセナルなどでプレーした元モロッコ代表FWのマルアン・シャマクは、2年半のプレー休止期間を経て現役引退を表明した。フランス『beINスポーツ』に語っている。
現在35歳のシャマクは、2016年12月に当時イングランド2部(チャンピオンシップ)のカーディフ・シティを退団。その後は現在までクラブに所属しておらず、プレーしていない状態だった。
「サッカーを中断してから2年半が過ぎた。自分の望んだことだ。家族の近くにいたかったんだ。今は本当にサッカーから引退したと言える」とシャマクは改めて正式に引退を明言した。
シャマクは2002年にフランスのボルドーでデビューし、2008/09シーズンのリーグアン優勝に貢献するなど主力として活躍。2010年にはアーセナルへ移籍し、1年目は公式戦44試合に出場して11ゴールを挙げた。
その後は出場機会が減少し、ウェスト・ハムへのレンタルを経て2013年にクリスタル・パレスへ完全移籍。2016年に退団したあと、カーディフで2試合のみプレーしたのが現役生活の最後の活動となった。
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