アントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーの退団を明言したフランス代表のFWアントワーヌ・グリーズマンに対しマンチェスター・ユナイテッドが興味を示しているようだ。
今月14日、グリーズンマンは今季終了後にアトレティコを離れる事を発表した。28歳のレフティーの移籍先有力候補としてバルセロナの名前が挙げられているようだが、25日付けの英紙『インディペンデント』はユナイテッドも獲得レースに参戦していると報じている。
バルセロナはアヤックスからMFフレンキー・デ・ヨングを7500万ユーロ(約97億5000万円)で獲得した。さらに同クラブのDFマタイス・デリフトも同等の金額で獲得を目指していると伝えられており、そこにグリーズマンにまで大金を投資出来るか難しい状況だ。
一方、ユナイテッドはFWロメル・ルカクとFWアレクシス・サンチェスの放出を考えている模様で、2選手を売却した資金をグリーズマンに費やそうと計画しているようだ。またユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督もグリーズマンの獲得を希望していると同紙では伝えている。さらにマンチェスター・シティとレアル・マドリーはグリーズマンに獲得に関心がなく、ユベントスも資金的に獲得出来ないだろうと予想している。
そして現状2億ユーロ(約250億円)に設定されているグリーズマンの移籍解除金は7月1日からは1億2000万ユーロ(約150億円)に減額される。これもユナイテッドには有利に働く材料になるかもしれない。果たしてグリーズマンを獲得するクラブはどこになるのだろうか。
【了】