井手口陽介【写真:Getty Images】
イングランド2部のリーズ・ユナイテッドは、保有権を持つMF井手口陽介を今夏に売却することを決断したとみられている。英『フットボール・インサイダー』が25日付で伝えた。
井手口は2018年1月にガンバ大阪からリーズへ完全移籍。当初は英国での労働ビザが取得できなかったこともあり、スペイン2部のクルトゥラル・レオネサに半年間レンタルされた。
昨夏にはリーズに戻ったがマルセロ・ビエルサ新監督の構想外となり、再びドイツ2部のグロイター・フュルトにレンタルされることになった。ドイツでは負傷による長期離脱も余儀なくされたが、シーズン終盤に入って復帰を果たしている。
グロイター・フュルトへのレンタル期間を終え、今夏には改めて2022年までの契約を残すリーズに戻ることになる。だが『フットボール・インサイダー』がクラブ関係筋からの情報として伝えたところによれば、リーズは夏の移籍市場で井手口を売却することを決めたという。
ビエルサ監督が来季のチーム編成についてクラブとの話し合いを行い、新戦力補強の資金を手に入れるために売却可能な選手を検討したとのこと。井手口もその中に含まれる選手の一人だとされている。
【了】