リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
【バルセロナ 1-2 バレンシア スペイン国王杯決勝】
スペイン国王杯決勝、バルセロナ対バレンシアが現地時間25日に行われた。試合は2-1でバレンシアが勝利し、11年ぶり8度目の優勝となっている。
リーガエスパニョーラを制したバルセロナと、4位に入ったバレンシアの決勝。今季リーグ戦での対戦はいずれも引き分けだった。リーグ戦の2試合では、いずれもバルセロナが先制を許していたが、この日も同じ展開になる。
バレンシアは21分、ハーフウェイライン手前からのロングフィードでロドリゴが左サイドの裏に抜けると、グラウンダーのクロスボールを冷静にガメイロが決めて先制点を奪う。さらにバレンシアは33分、右からのクロスにロドリゴが飛び込んで、2-0で折り返す。
2点を追うバルセロナは、後半のスタート時に2枚替え。アルトゥールとネルソン・セメドが下がり、ビダルとマルコムが入る。
反撃の狼煙があがったのは73分。右からのCKにラングレが競り勝ってヘディングシュートを放つと、GKが弾いたこぼれ球をメッシが詰めて1点差とする。
バルベルデ監督は77分、ラキティッチを下げてアレニャを投入し、交代枠を使い切って勝負に出るが、同点弾は生まれない。
逃げ切りに成功したバレンシアが、2008年以来、11年ぶりとなるスペイン国王杯制覇を達成した。
【得点者】
21分 0-1 ガメイロ(バレンシア)
33分 0-2 ロドリゴ(バレンシア)
73分 1-2 メッシ(バルセロナ)
【了】