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アザール、レアル移籍実現へ“期限”設定か。両クラブは移籍金額でまだ合意せず

text by 編集部 photo by Getty Images

エデン・アザール
チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】

 チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールは、レアル・マドリーへの移籍を早期に決定することを希望し、6月4日を合意の“期限”に設定しているという。英紙『ミラー』が24日付で伝えた。

 以前からたびたびマドリーへの移籍の可能性が取りざたされてきたアザールだが、今夏にはついにその移籍が実現するのではないかとの見方が強まっている。すでに両クラブが移籍の合意に達しており、チェルシーの今季最終戦となる29日のヨーロッパリーグ(EL)決勝終了後に正式発表が行われるとの報道もあった。

 だが英紙によれば、現時点ではマドリーの提示する移籍金とチェルシーの要求額の間には約36億円の開きがあるという。マドリーが8600万ポンド(約120億円)を提示しているのに対し、チェルシーは1億1200万ポンド(約156億円)近くを要求しているとされている。

 最終的には合意に達することが見込まれるものの、アザールはEL決勝の約1週間後となる6月4日をその期限に定めていると英紙は伝えている。6月8日および11日に行われるベルギー代表のEURO2020の予選に、来季の所属クラブを決めた上で臨みたいという考えのようだ。

 一方で英『スカイ・スポーツ』は、チェルシーがアザールの移籍金として1億3000万ポンド(約180億円)を要求しているとも伝えている。果たしてマドリーへの移籍は実現するのだろうか。

【了】

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