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Jリーグ 6年前

J1、J2今節の見どころは? ヴィッセルは泥沼から抜け出せるか、新旧日本代表GK対決も【編集部フォーカス】

明治安田生命Jリーグは今週末、J1第13節、J2第15節を迎える(J3は天皇杯開催のためお休み)。徐々に勝ち点差は広がり、勢力図ができつつあるが、リーグはまだまだ続く。今節はどのような対戦カードが組まれているのか。注目試合や選手、見どころをピックアップした。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレ

ダビド・ビジャ
ヴィッセル神戸のダビド・ビジャ【写真:Getty Images】

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ヴィッセル神戸対湘南ベルマーレ 5月26日 15:00

注目選手
FW:ダビド・ビジャ(神戸)

 ヴィッセル神戸が泥沼にハマっている。同クラブは18日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節、横浜F・マリノス戦を1-4で落としたことにより、リーグ戦8連敗という不名誉な結果を残してしまった。さらに22日に行われたYBCルヴァンカップ・グループリーグ第6節、名古屋グランパス戦でも1-3の敗北を喫し、公式戦での連敗は「9」にまで伸びている。

 リーグ戦では25日現在、最下位の清水エスパルスと勝ち点差わずか「1」の15位に低迷している。いつ降格圏に転落してもおかしくはない状況であり、早めにこの悪い雰囲気を払拭したいところだろう。

 そんな神戸は今節、ホームで湘南ベルマーレと対戦する。アウェイチームは前節、前半だけで浦和レッズに0-2のリードを許し、さらに杉岡大暉のゴールが認められないといった大誤審の被害に遭って苦しんだものの、選手は屈せず、後半だけで3得点を奪い見事大逆転勝ちを収めている。今節に向けて、勢いは十分だと言えるだろう。神戸からすれば、かなり厄介なチームとなるはずである。

 今節は下位に沈む清水エスパルスとベガルタ仙台による“直接対決”も組まれている。そのため、神戸は湘南戦に敗れてしまうと、自動的に16位以下に転落してしまうことになる。なんとしてもそうした展開だけは避けたいところだろう。

 注目選手はダビド・ビジャだ。神戸はリーグ戦5試合連続で1点しかゴールを奪うことができておらず、攻撃陣が苦しんでいる。しかし、バルセロナやスペイン代表で数々のタイトルを獲得してきた生粋の点取り屋は、そうした停滞感を払拭させるほどの力を持っているのは明らか。湘南戦では、なんとしてもゴールネットを揺らし、チームを救いたい。

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