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岡崎慎司、ロシアW杯以来の招集も今季リーグ戦無得点…コパアメリカを見据えての代表復帰か

text by 編集部

岡崎慎司
岡崎慎司【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は23日、今月に行われるキリンチャレンジカップ2019に挑む日本代表のメンバー27名を発表した。

 FC東京FW久保建英、サンフレッチェ広島GK大迫敬介、オランダのズヴォレDF中山雄太がA代表初招集となった他、フランスのストラスブールGK川島永嗣とレスター・シティFW岡崎慎司がロシアワールドカップ以来の代表復帰となった。

 昨季岡崎はリーグ戦27試合に出場し、6得点を記録。だが今季の岡崎はリーグ戦21試合に出場し、無得点に終わった。リーグ戦での先発は昨年11月24日に行われたプレミアリーグ第13節ブライトン戦のみで、269分の出場で今季一度もゴールネットを揺らしていない。今季のレスターはワントップを採用し、イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディがワントップに君臨。控えにはナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョなどもいるため、ベンチ外の試合は9試合あった。

 今季のレスターは今年2月24日に直近の6試合で未勝利だったクロード・ピュエル監督を解任。ブレンダン・ロジャース新監督が就任した。岡崎の状況はさらに悪くなり、ロジャース新監督就任以降は10試合でわずか3試合の途中出場だった。

 岡崎は今季限りで所属するレスターを退団することになったが、新天地が決まっていない。同じプレミアリーグのハダースフィールドからのオファーがあったようだが、本人はスペインやイタリアのクラブへの移籍を希望していると海外メディアが報じている。

 そんな岡崎に関して、森保一監督は会見で「岡崎に関しても、試合の出場は短いながらも継続してあるという中でも、最終戦のチェルシーとの試合も映像ですけど、チェックさせてもらって、十分代表としてプレーできるだろうということで招集させてもらってます」とコメントした。

 今季クラブで無得点の岡崎だが、A代表歴代3位の50得点を記録している。今回の代表復帰は、規定によりベストメンバーを揃えることが難しいとされているコパ・アメリカ2019(南米選手権)を見越しての招集と見られるが、実力を発揮できるのだろうか。

【了】

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