ルディ・ガルシア監督【写真:Getty Images】
フランス1部のマルセイユを率いるルディ・ガルシア監督は、今季限りで退任することを22日の会見で明らかにした。仏紙『レキップ』などが伝えている。
「マルセイユを去ることを決めた。決断を会長も受け入れてくれた」とガルシア監督はコメント。同席したジャック=アンリ・エイロー会長は「ルディのことは大いに尊敬している。彼はマルセイユを欧州の決勝に導いた監督として永遠に残る」と指揮官への感謝を表した。
過去にリールやローマなども率いたガルシア監督は、2016年10月にマルセイユ監督に就任。前年に13位と低迷していたチームを5位に引き上げ、2017/18シーズンにも4位およびヨーロッパリーグ(EL)準優勝の成績を残した。
当初は今季末までの3年契約を交わしていたが、昨年10月には2021年まで契約を延長。だが今季はELでグループステージ最下位での敗退に終わり、リーグアンでも苦戦。最終節を残した段階で6位に位置し、来季の欧州の大会には出場できないことが確定している。
現地時間24日に行われるリーグアン最終節のモンペリエ戦がガルシア監督のラストマッチとなる。後任としては、マルセイユは元アルゼンチン代表DFのガブリエル・エインセ氏と交渉を行っているとも報じられている。現役時代にマルセイユでもプレーしたエインセ氏は、現在母国のベレス・サルスフィエルドで監督を務めている。
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