ウィルフリード・ザハ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのトッテナムはクリスタル・パレスに所属するコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハの獲得を断念したようだ。英紙『イブニング・スタンダード』が現地時間の21日に報じた。
クリスタル・パレスの下部組織出身であるザハは2010年にトップチームデビュー。その後、2013年にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍を果たし、クリスタル・パレスに期限付き移籍という形で残留。2014年1月にはカーディフへ、同年8月には再びクリスタル・パレスへ期限付き移籍となった。2015年からは同クラブへ完全移籍となっている。
ザハは今季の公式戦10得点10アシストを記録。今年で27歳になる同選手は今夏、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で戦えるクラブへステップアップを望んでいるという報道がされている。同選手にはドルトムントやトッテナムが獲得に興味を示していた。
だが、トッテナムはクリスタル・パレスが提示する1億ポンド(約140億円)に難色を示している。トッテナム側は7000万ポンド(約97億円)と考えていて、両クラブが望む移籍金には誤差がある。移籍金を下げる意思のないパレスに対して、トッテナムはザハ獲得を断念したようだ。
果たして、ザハの新天地はどこになるのだろうか。
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