乾貴士【写真:Getty Images】
スペイン紙『マルカ』電子版は、今季リーガエスパニョーラの「ベストイレブン」「新発見イレブン」「期待外れイレブン」を選出するユーザー投票の結果を21日付で発表した。“期待外れ”には現アラベスの日本代表MF乾貴士も選ばれてしまっている。
イレブンの選出は、あらかじめ選ばれた候補の中からユーザーが投票する形で行われた。“期待外れ”部門のMFの候補に入っていた乾には、バルセロナのフィリッペ・コウチーニョ(80%)、レアル・マドリーのイスコ(23%)、トニ・クロース(11%)に次ぐ2%の票が投じられたとのことだ。他にはビジャレアルのマヌ・トリゲロスとサンティアゴ・カセレス、セビージャのイブラヒム・アマドゥ、ベティスのウィリアム・カルバーリョ、ハビ・ガルシアが候補に含まれていた。
乾は今季から加入したベティスで開幕当初こそ起用されたものの、持ち味を発揮できず出場機会を失った。1月にレンタルされたアラベスでは12試合に出場して2ゴールを挙げるなど好プレーを見せたが、ベティスでのマイナスイメージが選出に繋がったようだ。
期待外れイレブンにはイスコとクロースのほか、GKティボー・クルトワ、DFマルセロ、FWガレス・ベイル、マルコ・アセンシオも含めてレアル・マドリーから最多の6人。他にはバルセロナのDFサミュエル・ウンティティ、レアル・ソシエダのDFテオ・エルナンデス、アトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタも選ばれた。
ベストイレブンに選ばれたのはGKヤン・オブラク、DFダコナム・ジェネ、ジェラール・ピケ、ジョルディ・アルバ、MFダニエル・パレホ、ロドリ、パブロ・サラビア、イバン・ラキティッチ、FWイアゴ・アスパス、カリム・ベンゼマ、リオネル・メッシの11人。優勝したバルサから4人が選ばれ、77%のメッシが最多得票だった。
「新発見イレブン」にはマドリーのFWヴィニシウスや、バルサのMFアルトゥール、30歳での1部デビューながらも14得点を挙げたヘタフェのFWハイメ・マタなどを選出。最多得票はエスパニョールで17得点を挙げたFWボルハ・イグレシアスの43%だった。
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