パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ【写真:Getty Images】
フランス1部のパリ・サンジェルマン(PSG)は、公式ツイッターアカウントで20日に投稿した声明で、同クラブに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペの残留を主張している。
ムバッペは今季のPSGで公式戦38ゴールを挙げるなどの活躍を見せ、全国プロサッカー選手連合(UNFP)の選出するリーグアン年間最優秀選手にも選出された。だが、現地時間19日に行われた表彰式の壇上でのスピーチが波紋を呼んだ。
ムバッペは「キャリアのターニングポイントに近づきつつあると感じている」と発言。「より大きな責任を背負うべき時が来ているのではないかと感じている。それがPSGであれば嬉しく思うし、もしかすると別の場所での新たなプロジェクトかもしれない」と移籍の可能性を示唆していた。
これに対しクラブは、「2年間を経てPSGとキリアン・ムバッペの間には強い繋がりがある。その共通の物語は来季も続いていく」とメッセージを発信。来季もムバッペがPSGでプレーすることを主張した。
「PSGの50周年となる年に、欧州サッカーに歴史を刻もうという同じ野心を抱いている。共に我々のクラブの偉大なページを記す時が待たれている。各選手がそれぞれの役割を果たし、常にグループのために動いていかなければならない」とクラブは述べている。
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