アントニオ・コンテ氏【写真:Getty Images】
チェルシーの前監督アントニオ・コンテ氏が来季からインテルの指揮官に就任する可能性が高まっているようだ。20日付けの英紙『ガーディアン』が報じている。
同紙は、既にコンテ氏がインテルと3年から4年契約で合意に達していると伝えている。また同氏にはパリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘンが興味を持っていたようだが、本人は母国イタリアで仕事がしたいようだ。
49歳のコンテ氏はアタランタやシエナで経験を積み2011年にユベントスの監督に就任する。就任と同時に優勝を成し遂げるとリーグ3連覇を達成し2014年からはイタリア代表監督に招かれる。その後、チェルシーの指揮官となり2016/17シーズンには優勝も経験するが、2018年に成績不振の責任を取り解任された。
セリエAで18回優勝しているインテルだが、2009/10シーズン以来リーグ優勝から遠ざかっている。果たしてインテルは名門再建をコンテ氏に託す決断をするのだろうか。
【了】