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長友佑都、同点弾呼び込み逆転勝利に貢献。ガラタサライが連覇&二冠達成!

text by 編集部 photo by Getty Images

長友佑都
長友佑都【写真:Getty Images】

【ガラタサライ 2-1 イースタンブール・バシャクシェヒル スュペル・リグ第33節】

 トルコ・スュペル・リグ第33節、ガラタサライ対バシャクシェヒルが現地時間19日に行われた。試合はDF長友佑都が所属するホームのガラタサライが2-1で勝利した。

 優勝を飾ったカップ戦で欠場した長友はこの日、左サイドバックで先発フル出場。リーグ戦5試合連続のスタメンとなった。安定した守備と果敢な攻撃参加を見せた。勝てば連覇が決まるガラタサライはワントップにディアニェを起用。左サイドにオニェクルを配置し、長友とコンビを組む。

 ガラタサライは早々にピンチを迎える。10分、バシャクシェヒルのハイプレスに苦戦しているガラタサライは右のマリアーノがルインダマに戻す。さらにルインダマはGKのムスレラに戻すと、ムスレラはダイレクトで大きく蹴り出そうとする。だが、これがバイッチの下に飛んでしまい、シュートまで持ち込まれるが、ムスレラが防いだ。ガラタサライはミスでピンチを迎えたが、守護神自らのセーブで難を逃れる。

 だが、ガラタサライが先制点を奪われる。17分、左サイド深い位置でクリシーがエリアに短いパス。エリアは一人かわし、中央にクロスを供給。これにバイッチがヘディングで合わせ、ゴールに突き刺した。この直後にバイッチはガラタサライサポーターに向かってガッツポーズ。この煽る行為に怒ったガラタサライサポーターがペットボトルなどをピッチに投げ込んだ。警備が出てくるなどスタジアムが騒然となり、一時中断。両チームの選手たちがもみ合いになり、主審がVARを確認。これでまず、バイッチとマルコンにイエローカード。さらに、ベンチにいたバシャクシェヒルのアデバヨールとガラタサライGKチペにイエローカードが出た。

 40分、ガラタサライは左コーナーキックから中央でマルコンがダイレクトで合わせるが、これはGKギュノクのセーブに阻まれる。

 1点ビハインドのガラタサライは同点のチャンスを迎える。47分、長友が左サイドを仕掛け、左コーナーキックを得る。すると、このコーナーキックにフェグリがヘディングで合わせる。これはクロスバーに阻まれるが、跳ね返りをフェグリが今度はオーバーヘッド。これがファーサイドに決まり、ガラタサライが後半開始早々に同点に追いついた。

 すると55分、ガラタサライはカウンターからオニェクルが左サイドを仕掛けると、オーバーラップしてきたベランダにパス。ギリギリのところでベランダが相手GKよりも先に触り、ゴールに流し込んだ。だが、オニェクルが自陣でボールを奪った際にハンドがあったとして、主審がVARで確認。結局、オニェクルのハンドの判定が下り、ゴールが取り消された。ガラタサライは逆転のチャンスを逃した。

 さらに62分、ベランダのスルーパスに抜け出したオニェクルがゴールに流し込むが、オニェクルのオフサイドの判定で、またもゴールが取り消された。だが、ようやく逆転ゴールが決まる。64分、ペナルティエリアからやや離れた位置でガラタサライがFKを得ると、バシャクシェヒルDFが触りファーサイドへ流れる。これをオニェクルが押し込み、今度はゴールが認められた。

 結局試合はこのまま終了し、ガラタサライが2-1で勝利を収め、2年連続22度目の優勝を果たした。

【得点者】
17分 0-1 バイッチ(バシャクシェヒル)
47分 1-1 フェグリ(ガラタサライ)
64分 2-1 オニェクル(ガラタサライ)

【了】

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