バルセロナ【写真:Getty Images】
【エイバル 2-2 バルセロナ ラ・リーガ・サンタンデール第38節】
ラ・リーガ・サンタンデール第38節、エイバル対バルセロナが現地時間19日に行われた。試合は2-2の引き分けに終わった。
優勝の決まっているバルセロナはメッシ、マウコム、セルジ・ロベルトをFWに起用。中盤3枚にはラキティッチ、ブスケッツ、ビダルが入った。GKには移籍が噂されるシレッセンが起用された。
バルセロナは序盤、ボールを回す時間帯が多くなるも、エイバル守備陣を崩すことができない。対するエイバルもサイドから打開を図るが、中々ゴール前にボールを運べない。
すると20分、左サイドからのロングボールをエンリクがダイレクトでククレジャに落とすと、ペナルティエリア左からククレジャが左足を振り抜く。これはシレッセンの脇を抜け、ゴールに吸い込まれた。ホームのエイバルが先制に成功した。
1点リードされたバルセロナだが、同点に持ち込む。31分、左サイド深い位置で受けたマウコムがビダルにバックパス。これを受けたビダルがペナルティエリア内に抜け出したメッシにスルーパスを出し、メッシが冷静に決めた。その1分後、ラキティッチのスルーパスに抜け出したメッシが中央でフリーとなり、GKとの1対1を沈めた。これでバルセロナが1点リードとなった。
メッシの2ゴールで逆転に成功したバルセロナだったが、エイバルに同点弾を許す。前半終了間際の45分、シレッセンがペナルティエリアから飛び出し、ヘディングでクリア。これがデ・ブラシスの下へ飛んでしまう。デ・ブラシスはダイレクトでボールを蹴り込むと、そのままボールがゴールに吸い込まれた。エイバルは同点で前半を折り返した。
前半両チーム合わせて4点が入ったが、後半は試合が動かない。するとエイバルに最大のビッグチャンスが訪れる。81分、エイバルが相手陣内の右サイドでボールを奪うと、オレジャーナに繋いで中央にグラウンダーのクロスを供給。これがファーサイドでフリーになったククレジャに渡る。トラップしてシュートを放つが、大きく枠を外れてしまった。
結局試合はこのまま終了し、2-2のドローで終わった。この日2得点を奪ったメッシは今季のリーグ戦36得点を記録し、3シーズン連続の得点王に輝いた。
【得点者】
20分 1-0 ククレジャ(エイバル)
31分 1-1 メッシ(バルセロナ)
32分 1-2 メッシ(バルセロナ)
45分 2-2 デ・ブラシス(エイバル)
【了】